腸閉塞は入院を何度も繰り返す方が多いです。
私もこれまで入院を10回ぐらい経験してます。
つまり腸閉塞のベテランです。
私ぐらいのレベルになると、腸閉塞で入院するときは事前に入院する準備をして病院に向かいます(全然自慢になりませんが、、、笑)
そんな腸閉塞のベテランの私が実際に持っていくものはこちらです。
入院するときに持っていくものリスト
- 部屋着:ダボっと着れるジャージやパーカーやパジャマ(2~3着)
- Tシャツ:3~4枚
- パンツ:3~4枚
- 靴下:2枚(寒い時期の場合)
- 歯磨きとコップ(プラスチック製)
- 暇つぶし道具(本、スマホ、パソコン)
- 充電器と延長ケーブル
- イヤホン
- 食塩、アメ
- ティッシュ
- ビニール袋
- 保険屋さんの連絡先
この先に詳しく説明してるので、ぜひ参考にしてみてください。
絶対に、読んでよかったと思いますよ☺
【腸閉塞】入院で準備するもの①:部屋着
ピタッとしてるものはNG!ダボっと着れるものがベスト
入院先で部屋着を借りてもよいですが、当然お金がかかります。
なので、私は自前で部屋着を持っていきます。
どんな部屋着か?
それは基本ダボっと着れる緩めのものです。
具体的には、ジャージや大きめのスエット、パジャマなどです。
入院中は点滴を常につけて生活することになるので腕まくりが容易にできるものでないと大変です。
腕が締まっているものだと、腕まくりしたところが汗ばんで痒くなったりします。
また、レントゲンの回数が多いので前が開くパジャマのようなものがあればなおよし。
イレウス管(鼻から管を入れるやつ)が入っているので、首回りが狭いものも着づらくてしんどいです。
そして、基本的にお腹が張っているので、パンツも締め付けがきついものはNG。パンツは緩いものを選ぶようにしましょう。
肌着やタオルも多めに準備しておく
腸閉塞で入院すると、吐いたりすることも多いので着替えも多くなります。
Tシャツやタオル(枕に巻く大きめのハンドタオルや、身体の下に敷くバスタオルなど)は多めに持っていくと結構役に立ちます。
また下着(パンツ)に関しても多めが望ましいです。
癒着が取れたあとは、ほぼ水のような便がでたりします。
なので恥ずかしい話、
「ガスと思って踏ん張ったら水っぽい便だった。」
ということが結構あります。
絶対に用意しててよかったと思うはずなので、1~2枚は多めに用意しておいてください。
履きやすい靴で病院に行く。スリッパもあると便利
腸閉塞で入院すると、最初の数日は本当に地獄です。
お腹はズキズキ痛いし、常に吐き気に襲われてるし、歩くのも困難。
しかし、そんな状態でもレントゲンを撮るために移動しないといけません。
となると、本当に面倒なのが靴を履く作業です。
サイズがぴったりのスニーカーなんか履いてられません。
出来ればクロックスのようなものがおすすめ。
かなり履きやすいです!
スリッパのようなものを用意しておくと、元気になって館内を歩きまわれるようになった時も役に立ちます。
お洒落なんか気にせず、履きやすい靴で大丈夫なので持っていくようにしましょう。
【腸閉塞】入院で準備するもの②: 歯磨き、コップ
結構忘れがちなので忘れずに持っていくこと
入院中は吐いたりすることも多いので、口をゆすぐためのコップや、歯磨きは持って行っておくと助かります。
コップに関しては、プラスチック製のものが望ましいです。
入院中は力が入らないので、重たい陶器のものはツライですし、落として割る可能性もあります。
プラスチック製だと軽いし、落としても問題ないのでお勧めです。
【腸閉塞】入院で準備するもの③: 暇つぶし道具
本、スマホ、パソコン、ゲームなど
正直、入院初日からの数日間は痛みとの闘いです。
なので、1日中痛みと戦うか、疲れ果てて寝るしかないので暇を楽しむことはできません。
ただ、癒着が取れて症状が改善してきたらかなり暇になります。
もちろん病室にはテレビはありますが、テレビカードというものが必要でお金がかかります。
なので、私は基本スマホやノートパソコンでYouTubeなんかをひたすら楽しんでました。
正直そういう娯楽がないと精神病むくらい暇です。
本を読むことが好きなかたは本を大量に持ち込んだり(持ってきてもらう)、ゲーム機、音楽プレーヤーといったものは絶対に用意することをオススメします。
充電器やイヤホンを忘れないように
そして、意外と忘れてしまうのが充電器やイヤホンです。
充電器に関しては、病室で充電が切れたあの絶望感は最悪なので絶対に忘れないようにしましょう。
イヤホンは、病室にある場合が多い(テレビを見るためのもの)ですが、愛用しているものがあれば絶対持って行ってください。
また、延長コードやタコ足コンセントも役にたちます。
ベッドの上のコンセントから、枕元まで意外と距離があったりするので、延長コードがあると便利です。
【腸閉塞】入院で準備するもの④:食塩、アメ玉
流動食(重湯やお粥)は塩っけがないので結構つらい
症状が改善し、流動食が開始されたときに一番に苦しまされるのが流動食の味の無さです。
おかずに関しては、塩っけがあるのでなんとか食べれますが問題はお粥。
重湯(ご飯を粒がなくなるまで煮込んだもの)~全粥まで一切塩っけがないので、全部飲む(食べる)のに苦労します。
そこで食塩があると、かなり食べやすくなります。
私は過去の入院で食塩を持ち込んでても注意はされなかったので大丈夫だと思いますが、病院によってはNGもあるかもしれません。
一応、看護婦さんに聞いてみてください。
また、退院する数日前からはアメやジュースならOK!って期間があります。
売店で買えるので持ち込まなくても大丈夫ですが、もしお気に入りのアメなどがあれば持ち込むのもいいと思います。
【腸閉塞】入院で準備するもの➄:ティッシュ(ウエットティッシュ)
入院中は吐いたりすることがあるので、口元や手を拭きたいことがあります。
そこで、自分用にティッシュ、またはウエットティッシュがあると便利です。
もちろん病院にもありますが、ナースさんを呼んで持ってきてもらうのも気が引けます。
あまり入院前は気が回らないですが、あるとマジで役に立ちます。
余裕があったら絶対に持っていくことをオススメします。
【腸閉塞】入院で準備するもの⑥:ビニール袋
こちらもあると重宝します。
もちろん吐しゃ物を受け止めるために必要なのが一番の目的です。
ただ、汚れた下着なども入れておくのにも使うんです。
吐いたものが付着した衣類を、普通のカバンになかなか入れずらいので、ビニール袋がないと困るんです。
もちろん、病院に言えばくれます。
ただ腸閉塞の場合、症状が何もかも急なので、とっさに対応できるように枕元に何枚かあるだけで安心感が違います。
かさばるものではないので、持っておきましょう。
【腸閉塞】入院で準備するもの⑦:保険屋さんの連絡先
入院中にできる手続きは進めておくこと
入院の終盤になると、結構元気になるし暇になります。
その時に、生命保険に入っているかたは生命保険の手続きなどを進めておくことをオススメします。
実際には、退院後にもらう診断書などをもらってからの手続きとかになりますが、入院中に担当者に連絡していた方が、保険金が入金されるまでのスピードなどにも影響してきます。
家に帰らないと連絡先がわからない。という状況をなくすように、入院前に保険屋さんの連絡先などを控えておきましょう。
まとめ
今回は、腸閉塞で入院したときに準備するものについて書いていきました。
10回以上入院してきた私の鉄板入院セットです。
近くに親族がいない場合は、こういったものをあらかじめ用意しておくと、急な入院に対応できるかなと思います。
親族がお見舞いに来てくれる距離であれば、ぜひこの記事を見せて用意していただいてください。
また、もし知人が腸閉塞で入院した場合は、これからを持っていくと絶対喜ばれるので参考にしてみてください(^^)
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