こんにちは!たっきーです!
今回は、、、
1歳で腎臓を一つ摘出。
そして、中学から腸閉塞を繰り返し約30年間ガリガリだった私が2年間で9キロの増量した食事法について解説していきます。
腸閉塞の予防をしつつ太っていくのはなかなか難しいですが、今回紹介するものは、実際に私が実践した効果のあった方法なので、ぜひ参考にしてみてください!
腸閉塞(イレウス)って太りにくい?痩せやすいの?
腸閉塞になると痩せやすくなる
腸閉塞はとても再発しやすく、何度も入院を繰り返してしまう方が多いです。
基本的に絶食なので、もし短いスパンで入退院を繰り返すと体重はみるみる減っていきます。
また、退院後は再発しないようにと自然と普段の食事量が減ってしまって、なかなか体重を戻せないかたも多いです。
(イレウス管の恐怖を味わいたくないので、日々の食事で無茶できませんw)
私の場合は、中学の頃から腸閉塞を繰り返していて、ずっと平均体重以下でした。
そして、決定的だったのが29歳の頃。
1年間で3回の入院を経験し、46㎏まで体重が低下。
基礎体力も低下し、なんだかいつも元気がなく、どこか自分に自信を持てなくなってしまいました。
(仕事に支障をきたすようになり、普通に生活するのも困難だった)
そこで一気に食事に対する考え方を変え、普段の食事方法を見直したところ、2年間で9キロの増量に成功しました。
その時、何をどのように意識したのかについて、これから説明していきます。
【腸閉塞(イレウス)】太る為の食事の仕方は?
まずは食事は規則正しく食べる!
腸閉塞のかたは、まずは食事はできるだけ毎日決まった時間に食べることをオススメします。
なぜならば、消化と吸収のサイクルが安定し身体へ負担がかかりにくく、効率的に栄養を体内に取り込むことができるからです。
また、毎日決まった時間に便(うんこ)が出るようになります。
毎日決まった時間に便が出るようになると、腸の状態の変化に気づきやすいです。
腸の状態を把握できるようになると、「今日はあまり調子がよくないかな?」という仮説もたてやすくなり、
「今日は、夜ご飯を少し減らそうかな」といった腸閉塞予防もやりやすくなります。
私のここ2年間の1日の主な食事のサイクルは以下の通りです。
朝:8時~9時の間
昼:12時~
夜:18時~20時
(就寝時間は深夜1時ぐらいです)
このサイクルを毎日するようになってから、体重が安定的に増えてきました。
このような食事のサイクルを決める前の私の食生活は、正直言って超不規則でした。
食事をとるタイミングなんて全く考えていなかったです。
特に、前職は仕事が日を跨ぐことが普通だったので夜ご飯は深夜に食べることがほとんどでした。
お腹いっぱいのまま寝るので、朝は消化不良で胃がムカつきお腹は空いてなくて食欲もわきませんでした。
1日の成人男性の食事量よりかなり下回っていたと自覚があるので、そりゃ太れませんよね。
また、こんなTHE不規則生活を送っていれば、 当然身体にも負担がかかり腸閉塞になりやすいです。
今振り返ってみると、1年間で3回も入院を繰り返したのは当然ですね。
あなたは、日々の食事は規則正しい時間に食べていますか?
もし不規則だったら、一度規則正しい時間(ルール)で食べてみてください。
一回の食事量を減らし回数を多くすること
先ほどは、1日に3食のサイクルで食事をしているとお伝えしましたが、厳密にいうと食事とはカウントしにくい食事を挟んでいます。
私の経験則ですが、腸閉塞は一度に大量の食事をとると発症する確率が高いです。
なので、1回の食事で多くの量を食べようとすることは危険です。
世間一般(1日3食)の場合、1日に食べた方がよい食事量が100だとしたら
朝:20
昼:40
夜:40
くらいの割合で食べる方が多いと思います。
ただ、私の場合は、
朝:10
昼:30
夕方:15
夜①:30
夜②:15
みたいなサイクルで食べてます。
(夕方と夜②は、おにぎりとかプロティンなど)
イメージ伝わりましたか?
一般の方と比べ、朝昼夜のご飯は量をあらかじめ少な目で準備してます。
そして、軽食を数回挟んで補います。
(※朝食べなかったから昼40にするとかはNG。それだと意味がない)
このように、少ない量を何度分けて食事する方法は、ボディービルダーも実践しています。
メリットとしては、
・1度に消化しなければならない量が減るので消化吸収がスムーズに行われる。
・一度に大量に食べれない人でも、必要な食事量をとることができる。
という2点があります。
実際に私は消化吸収が良いわけでもないし、大食いできるタイプではないのでこの食事方法はとても身体に合っています。
是非、実践してみてください。
1回の食事量を減らすと腸閉塞予防にもなる。
実は、上記で紹介した食事方法は腸閉塞の予防にもなります。
腸閉塞のひとが一番やってはいけないことが「一度に大量に食べない」ことです。
なので、
「少な目の量を用意して食べる。」
「足りなかったら時間をあけて食べる。」
これを守ると自然に食べすぎを防止できます。
人間は基本的に食事を途中でやめるのが難しいです。
(動物なので食べれる時にお腹いっぱいまで食べたい!と思う欲求が潜在的にある)
もし、ご飯を食べ始めてから
「あれ、腸閉塞っぽい痛みが、、、。」
「これ全部食べたらやばいか?」
となっても、
「用意しちゃったし、最後まで食べてしまうか」
とか
「これうまい!一度食べたら止められん。もう食べちゃえ!」
となってしまうんです。
そしてつい食べすぎて入院。ってパターンです。
このパターンを回避するために、 最初から食事量を少な目に用意しておくことが大事なんです。
我慢できずに最後まで食べたとしても、ダメージを抑えられます。
ご飯を残す時の罪悪感も少ないです。
量より質。どれだけ食べるかより何を食べるか。
最後ですが、これもめっちゃ大事です。
「どれだけ(量)食べよう!」ではなく、「何(栄養素)を食べるか。」ものすごく考えて食べるようになりました。
太りたいと思った当初は
「太る為には食事量をもっと増やさないと。」
という考えだったので、栄養素は基本無視。
できるだけお腹いっぱいご飯を食べてた時期がありました。
しかし、そうすると消化が悪くて、毎食食欲がわきませんでした。
また、食事量が多いので定期的に、
「腸閉塞気味になる」→「絶食して体重が減る」→「また食べる」→「絶食する」みたいなのを繰り返しました。
こんな失敗を繰り返していくなかで、「あ、違う方法じゃないと太れないわ」と思うようになり、筋トレのYouTubeなどを見てとにかく体を大きくする方法を勉強しました。
すると、健康的に身体を大きくするのは食事の量ではなく、食事の質だということが書いてあったんです。
健康的に身体を大きくするためには、筋肉量を増やす事が一番です。
そして、その筋肉をつくるのは、タンパク質です。
そして、そのタンパク質の吸収を助けてくれるのがビタミンだったりします。
正直、食事の質を意識していないときの食事を振り返ると、
朝:菓子パン
昼:コンビニのパスタ
夜:ラーメン
なんて日は普通にありました。
「いや、炭水化物しか食べてないじゃん。」っていう日が結構あるんですよね。
食事の質を意識しないと、だいぶ偏った栄養素しかとらないってことに気づいてから、食事をガラリと変えました。
朝にプロティンと野菜や果物をいれたスムージーを飲むようになったり、夜には和食中心で味噌汁やサラダを必ず取るようにしましたね。
すると、栄養素のバランスよい食事に切り替えてから驚くほど安定的に体重は増加し、さらに腸閉塞気味になる頻度もぐんと減り、便の調子もずーっと調子が良かったんです。
「食事量を増やそう」と辛い思いをしながら無理やり頑張っていたときに比べたら、圧倒的に身体への負担もなく楽でした。
身体に必要な栄養素とか少し勉強して、意識して食べるだけで結果が全然違うんです。
太る為に、「食べる量を増やすぞ!」ではなく、「できるだけ多くの食材や栄養素をいっぱい食べるぞ!」という感覚が大切だと思います。
是非、頭にいれておいてください。
結論:健康的な食生活を徹底するだけで太る
腸閉塞でずっと太れないと思い込んでいた私が太れたのは、とても当たり前のことを実践しただけでした。
・規則正しい時間にご飯を食べる。
・食事量は7~8分目
・多くの栄養素をバランスよく食べる
これをただ2年間続けただけでした。
上記のことを守り続けた結果、太ることができたのと同時に、自然と腸閉塞にもなりにくくなって、入院も一度もありません。
さらに、体重が増える(筋肉が増える)と体力が戻ってきます。
そして体型もよくなり自信がつきました。
本当にいい事ばっかりだったので、腸閉塞で「太れない!」と悩んでいるひとは、今回紹介した食事方法を実践してみてくださいね!
次は、具体的に食べたものについての記事を書きます。お楽しみに!
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