こんにちは!たっきーです!
私は中学2年生の時に初めて腸閉塞になってから、これまでに10回ほど腸閉塞で入院しています。
これだけ腸閉塞を経験している人ってそんなにいないと思うので、今回は私が実際に腸閉塞になった原因について書いていきます。
リアルな体験談に基づいて紹介していくので、あなたも身近に感じることができると思います。
是非参考にしていただいて腸閉塞予防に役立ててください!
腸閉塞の原因①:食べ過ぎ
腸閉塞に慣れていないときは「食べ過ぎ」に要注意!!
腸閉塞で入院した原因のひとつめは「ご飯の食べ過ぎ」です!
中学生の頃の初めての腸閉塞も食べ過ぎが原因ですし、2回目、3回目も食べ過ぎが原因で入院しました。
この時期はとにかく食べ盛りなこともあり、日頃からご飯を丼で2~3杯ほど食べていたので、今考えれば食べ過ぎで腸閉塞になるのは当たり前だなと思います。
ただ、当時は腸閉塞という病気がどういうものか完全に理解していません。
1回腸閉塞になっても、「次はならないだろう。」なんて気持ちもどこかにあり、また食生活が戻ったタイミングで再発みたいな感じでした。
腸閉塞になったからといって、腸閉塞になる前の食生活をガラリと変えることははっきり言ってかなり難しいです。
なので、腸閉塞の最初のうちは食べ過ぎ(食事に関すること)によって発症することが多いように思います。
「食べ過ぎなければいいじゃん」は通じない
先ほども言いましたが、食生活をいきなり変えるのって本当に大変です。
なので、簡単に「食べ過ぎなければいい」という話で片付かないのがとても厄介なんです。
私の場合、2回目と3回目の腸閉塞の原因は全く同じで、「うどん」の食べ過ぎが原因で腸閉塞になりました。
大分には、うどんを頼むと3玉分まで同じ料金で提供してくれる「鳴門うどん」というチェーン店が有名です。
そこは、美味しいうどんがかなりお得にお腹いっぱい食べれるとあって、食べ盛りの学生や家族づれといった層にとても人気。
私たち家族もよく近所のお店にいってました。
そして、当時の私が必ず頼んでいたのが、「うどんのダブルとステーキ丼のセット」
700円ほどでお腹がはち切れるぐらいの量を食べれるわけですが、このセットで私は2回腸閉塞になりました(笑)
「いや、そのセットを食べて1回腸閉塞になったんだったら、2回目たべなければいいじゃん!」
という皆さんの声が聞こえます、、、。
もちろん、そんなこと今考えればわかりますし、今の私なら絶対に食べませんよ。
ただ、当時の私は2回目を食べて再入院したんです。これが事実なんです。
やっぱり食べたいものを目の前にすると、食欲が勝ってしまって無理をしてしまうことがあります。
腸閉塞を1回経験しただけの人とかは、まだどこかで腸閉塞を軽くみているところがあるので、予防の意識も低く食生活をガラリと変えるまでできません。
これを読んでいるあなたも、ドキッとしてるんじゃないですか(笑)?
「食べ過ぎなければいい」
それが簡単にできないので腸閉塞は再発が多いと思ってます。
腸閉塞になってから「食欲って強いなー」とか、「食欲をコントロールするのって並大抵じゃないな」と何度も実感するときがあります。
ただ、「食欲をコントロールして、日頃から食べ過ぎないこと」が最大の腸閉塞予防なんです。
「食べ過ぎなければいいじゃん」が通じないとことを何度か経験した先に、「食べ過ぎなければいいじゃん」が当たり前のようにできるようになるんですよね。
腸閉塞の原因②:疲労
疲れは万病のもと?
腸閉塞の原因の2つ目は「疲労」です。
やっぱり身体の疲れは腸閉塞になりやすいと実感しています。
29歳の時に1年間で3回腸閉塞になったときは、まさしく疲労によるものでした。
当時の生活は、とにかく仕事がすべての毎日でした。
会社は朝10時出社と比較的遅い出社時間でしたが、帰宅するのはいつも24時を超えていました。
深夜の2時くらいに帰宅し、そこからシャワーを浴びて、ご飯をかき込んで寝る。
そんな毎日を繰り返していたので慢性的に疲労が蓄積していき、結果1年で3回入院してしまうという腸閉塞地獄を味わいました。
このような生活の中で一度入院してしまうと、とにかく退院しても全く体力が戻りません。
最終的には体重は46㎏まで激減。あばら骨が浮き出てるは、階段上っただけで息切れするはで日常生活が普通に遅れなくて、結局仕事を変えて地元に戻ることになりました。
あなたは、毎日ちゃんと疲れをリセットできていますか?
もし、自信をもって「うん!」といえないなら腸閉塞地獄に引きずりこまれるので気を付けてくださいね。
一時的な疲れも危険。少しでも疲れたと思ったらしっかり休むこと
今説明したように日頃からの慢性的な疲れは、腸閉塞にとって大敵です。
なので、予防するためには思い切って生活習慣を大きく変えることをおすすめします。
しかし、慢性的な疲れ以外でも、一時的に疲れが溜まった時も腸閉塞は気を付けてください。
下記の記事でも紹介していますが、学生の時に1日で10時間以上運転することがあり、その翌日腸閉塞になって入院したことがあります。
このような、たった1日だけの疲れからも、腸閉塞になることってあります。
・今日中に終わらせないといけない仕事があって深夜まで残業した。
・朝から子供の体育祭で1日中動きまくった。
・長時間車で移動しなきゃいけなくて、、、。
みたいに、いつも以上に身体を酷使した日などに、疲れを明らかに感じるときは必ず腸の動きも弱っています。
ゆっくりお風呂に浸かったり、睡眠時間をしっかり確保して体力を回復させることを第一に考えてみてください。
腸閉塞の原因③:ストレス
ストレスが食べ過ぎや寝不足といった腸閉塞の原因を引き起こす
3つ目は「ストレス」です。
ただ、ストレスだけで腸閉塞になるという訳ではなく、ストレスによって、今回紹介した腸閉塞の原因の①:食べ過ぎ、②:疲れなどを引き起こして腸閉塞になってしまう。ということは何度もあります。
私は学生時代は工業系の大学に通っていました。
そして配属された研究室は、教授がかなり厳しくて毎月教授の前でがっつり研究結果のプレゼンをする機会がありました。
もちろん、準備が完璧で自信満々のときは腸閉塞なんかにならず、平気な顔をしてプレゼンできるのですが、、、時には準備不足なときもあります。
そんな時は不安や緊張から大きなストレスを感じることが多かったです。
そして現実から逃げようといつも以上にご飯を食べてしまったり、焦りからあまり寝つけずに寝不足になって疲れがたまったりして、結果、腸閉塞気味なる。なんてことがありました。
その他には、体育祭や文化祭なんかの前に決まって腸閉塞になって、参加できなかったこともあります。
これらは強いストレスを感じたわけではないですが、いつもとは違う高揚感とかが変なストレスとなって腸閉塞に繋がったのかな?と今は思います。
いつもと違う感情や生活リズムの変化に敏感になろう
ストレスは、知らず知らずのうちに溜め込んでしまうため予防が難しいです。
その為に日頃から自分の感情の変化や、生活リズムの乱れなどを注意深く意識しておきましょう。
私の場合は、何かイベントごとの前に体調を崩しやすい傾向があります。
なので、最近は小さなイベント事(会社で少し大きな会議で喋らないといけないとか、数日間旅行に行くなど)があると、その数日前から食事量を落としたり、いつも以上に長く寝たりと体調に気を使ったりします。
生活リズムに関しても、基本的に朝起きる時間から寝る時間まで、毎日ほぼ決まった時間で生活しているので、いつもと違うような生活リズムになったときはすぐに気づくことができます。
最後に、人間関係なんかでも強いストレスを感じる場合もあると思います。
私は結構気を使う性格なので、人間関係の面でもストレスは感じやすいほうでした。
なので、地元に帰ってきたタイミングでかなり人間関係は整理しちゃいました(笑)
今は生活では全く人間関係でストレスを感じることなく生活できていて、その結果、ここ数年は腸閉塞で入院しなくなってるので、少しは影響しているんだろうなと思ってます。
できる範囲でいいので、自分が明らかにストレスと感じるものから距離を置く(今すぐ出来なかったら、徐々に距離を置けるようにしていく)といったことは、腸閉塞予防にはかなり重要だなと最近思ってます。
この3つの原因さえ十分に気を付ければ再発は予防できる
今回は、私の過去の腸閉塞の経験から、腸閉塞の原因として①食べ過ぎ、②疲れ、③ストレスの3つをあげました。
記事を書きながら、過去の腸閉塞を振り返ってみたとき、この3つに大体分類されてました。
なので、腸閉塞の再発を防ぎたいのであれば、上記の3つの原因を意識して生活すれば、大半は予防できるんではないかな?と思います。
腸閉塞は再発の多い病気です。
ただ、うまく予防し再発を防ぐことができれば、日常の生活を難なく送ることができます。
是非、今回の記事や他の記事も参考にして、上手に腸閉塞と付き合っていきましょう。
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