こんにちは!たっきーです!
今回は、腸閉塞になりかけたときの対処法についてです。
・お腹が張る
・ガスがでない
・お腹がぎゅるぎゅる鳴る
・吐き気がする
など、腸閉塞(入院するほどの)になる前にはいろんな症状がでます。
その時、私が実際にどういった対応をするのかまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
【腸閉塞(イレウス)】なりかけの時の対応で入院が決まる
なりかけの時は絶対に無理しないこと
まず具体的な対処法をお伝えする前に、私の経験上でほぼ間違いないと思ってる考えをお伝えしておきます。
それは、腸閉塞になりかけの時の対応で入院するかしないかが決まるということ。
「お腹が少し張ってるな?」「ガスがなんか少ない」とか、生活をしていて「もしかして、腸閉塞になりかけてるかな?」と思うときありますよね?
私も、日常生活で何度もドキっとすることがあります。
そして、大体そこで無理するとほぼ病院送り(入院)になります。(何度も経験済み)
「なりかけている」と感じたときにどのように対応するかが、腸閉塞で入院しない為にとても重要です。
急な症状にどれだけ丁寧に対応できるか
ただ、腸閉塞の症状って、「朝はなんともなかったのに、午後になって急に痛みに襲われる」といったように突然ですよね?
「急な症状の度に絶対無理するな!」と言われても、無理しないといけない状況ってあるだろ!
そのように思ってる方も多いのではないでしょうか?
ただ経験者の私から言えば、無理しても何もいいことはありません。
私も過去、お腹に違和感を覚えながら出張に行き、出張先で救急車で搬送されるといった経験があります。
腸閉塞なりかけの症状を自覚していたのにも関わらずそこで無理した結果、
・2週間以上のベッドの上で生活
・高い入院費
・イレウス管の激痛を味わう
・体重と体力が激落ち
etc、、、
といった魔の入院生活を強いられることになるわけです。
なりかけの症状を自覚した段階で適切な対処ができていれば、自宅で2~3日寝て回復していたかもしれません。
無理したいのなら無理しても構わないのですが、絶対に後悔します。
それでは、これからは具体的な対処方法についてです。
※あくまでも一個人の話なので参考程度でお願いします!
腸閉塞になりかけの対処法①:絶食について
腸閉塞になりかけたらまずは自宅で絶食する
腸閉塞になりかけてると感じたときは、まずは自宅で絶食ですね。
入院生活でもベッドで横になって絶食し癒着がなくなるのをひたすら待つのが基本ですし。
ただ、自宅で絶食するのはもちろん危険が伴います。
入院しているときの絶食は点滴ありの絶食です。
つまり、栄養面や水分は確保されている状態です。
しかし、自宅の絶食は水分の摂取が難しいため、安易に絶食(絶水)をすると症状を悪化させてしまう可能性もあります。
なので、絶食はあくまでも腸閉塞になりかけ(初期段階)では効果的ですが、もうすでにお腹パンパンで吐き気がひどく、水分もまともに取れない状態であれば、絶食しても意味がないのでご注意を。
私の絶食の期間は最長で2日ぐらい。また、お水(ポカリとか)なら多少飲んでも平気ぐらいの状態(体調)であれば絶食します。
2日以上絶食しても症状が改善していない(悪化している)と判断したら、即あきらめて入院の準備をして病院に行くことが多いです。
腸閉塞になりかけの対処法②:マッサージについて
マッサージは怖いのでやらない
腸を動かす為にマッサージをする方も多いと聞きますが、私はマッサージはしません。
腸閉塞になりかけると、腸の一か所が盛り上がったりするのがわかるのでつい触りたくなったりします。
でも、私は専門医ではないので触っただけで腸がどのようになっているのか当然わかりません。
マッサージといっても正直いって勘です。
なので適当にマッサージして改善する可能性があるかもしれませんが、素人のマッサージは反対に症状を悪化させる可能性も十分あります。
私はあくまでも素人であることは深く認識しているので、腸閉塞になりかけたからといって闇雲に触らず、自然と回復するのを待つ派です。
腸閉塞になりかけの対処法③:横になる
絶食と同じくらい横になることが大切。
正直、絶食と同じく意識するのは横になることです。
なので、基本的に腸閉塞になりかけの時は、1日の大半を横になったまま動きません。
もし、登校前、出社前、お出掛け前であれば、休んでも横になれと言いたい!
外出先でも痛みを感じた場合は、必ずどこかで横になったり、できるだけ早上がり(早退する)などして家で横になることは心がけてます。
特に、腸閉塞になりかけの時は椅子に長時間座るとかは絶対にしないです。
出来るだけ地面と平行になった状態で寝る。じっとする。
これに限ると思ってます。
※余談ですが、、
お腹が痛くて横になっていると、「逆立ちになったほうがいい」とか「足をあげて寝てみて」とか言われたりします。
ただ、大概そー言ってくる人は腸閉塞になったことない人です。
耳を傾ける必要はないです。
入院生活で足上げたことあります?ないですよね。
無理をすることはやめましょう。
腸閉塞になりかけの対処法④:漢方や胃腸薬(ガスモチン)などを服用する
あくまでも予防するためのもの。即効性に期待しないこと。
腸閉塞の人なら必ず知っている漢方が大建中湯。入院中や退院後は必ず飲みますよね。
なので、腸閉塞になりかけたときも、頼りたくなるのはわかります。
ただ、漢方はあくまでも予防を目的としているので、腸閉塞になりかけ(腸閉塞になった)ときに、症状を改善してくれるものではないと私は思ってます。
私の場合は腸閉塞になりかけた状態では、あまり大建中湯は飲まず、絶食と横になることが優先です。
薬を飲むために水をいっぱい飲むほうが怖いのでかったりもするので。
大建中湯は、寒い日が続いてる日、疲れが溜まっている日、イベント事の前など、腸の動きが悪くなりそうだな?と感じたときに飲む感じです。
ガスモチンに関しては、粒も小さく飲み込むための水も少量なので飲んでみることはあります。
ただ、基本的に即効性には期待していないので、願いを込めて飲む程度です。
風邪は風邪薬を飲めば治ります。
しかし、腸閉塞になりかけたからといって、大建中湯やガスモチンで改善するわけではありません。
過度に期待して飲むのはやめましょう。
腸閉塞になりかけの時に全力をつくすこと
私はこの考えが好きで、この考えになって入院してないんです(現時点で)。
腸閉塞は一度入院してしまうと、身体的、精神的ダメージが大きいです。
(それはみんなわかりますよね?)
なので、極力入院しないために、腸閉塞になりかけのタイミングで全力を尽くすべきです。
腸閉塞になりかけているのに、周りの目を気にして無理をしてしまうことって絶対あります。
「お腹痛いぐらいじゃ仕事を休めない」
「大事な彼女とのデートだし体調悪いとか言えない」
「せっかく友達と海外にきたのに、、」
とかそういう場面です。
ですが、「そこで無理をしない。」
腸閉塞なりかけのタイミングだからこそ、まだ間に合う可能性があります。
身体を疲れさせないように絶食したり、横になれる環境をつくる(仕事を休む、約束を断るなど)ことをどれだけ全力でできるか。
それが、腸閉塞の症状が即入院レベルまでなるか、改善するかどうかを決めると思ってます。
私も書いていて心が痛いですが、どんな状況でも身体を第一優先にして無理をしないことが、本当に重要だと感じてます。
何度も無理して入院して後悔を繰り返えしてきた私が言うので、大きく間違ってないと思います。
是非、このブログに書いてあることを腸閉塞になりかけたときに思い出してください。
そして、あなたが無理しない選択をするときの背中を押せれば嬉しいです!