こんにちは!たっきーです。
今回は数十年以上腸閉塞と付き合っている私が腸閉塞とストレスについて書いていきます!
正直なところ、腸閉塞とストレスは大きく関係がある実感してるので、日々生活するうえでも、ストレスについてよく考えることがあります。
今回も腸閉塞経験者から目線のリアルな出来事を書いていくので、参考にしてください(^^)
【腸閉塞(イレウス)】再発の原因はストレス?
実際に腸閉塞とストレスって関係あるの?(実体験)
日頃から、「ストレスは内臓系の動きに影響する」といった文献やネット記事をよく見ると思います。
体調を崩す事が少ない方にとってはあまり実感はないと思いますが、腸閉塞の方なら結構納得できることも多いのではないでしょうか。
私は、腸閉塞歴も長いので、ここ数十年ずっと朝から晩まで腸の動きに関しては敏感で、暇さえあれば腸に手を当てて「今日はどうかな?」と確認することも多いです。
その結果、やっぱりストレスがかかっている日は腸の動きが悪く、ガスが出なかったり、お腹が張る事が比較的多いように感じます。
具体的にはどんな時にストレスを感じるの?
ストレスは人それぞれなので、私の場合がすべての人に当てはまるわけではないと思いますので、ここはイチ腸閉塞経験者の話として参考にしてください。
【腸閉塞(イレウス)】ストレス1:仕事関係
私の場合は、まずは仕事関係です。
前職はベンチャー企業に勤めていたので、関わる方々の多くが成果重視でゴリゴリ仕事をやる感じでした。
なので、もちろん数字を追ったり、進捗を詰められたりもします。
なので、大きなプレッシャーがかかる局面も数多くこなさないといけませんし、しんどいとか、辛かったとしても、自分の成長の為に精神力で乗り切るといったことが多かったように思います。
正直なところ、私はそういう仕事のやり方に憧れていたので、全くもって仕事に対する姿勢が嫌だったことはないのですが、身体には逆らえず、、、。
退職を決めた年は、1年間で3度も腸閉塞で入院し体重46㎏というガリガリで生活するのも精一杯みたいな感じになっちゃいました。
【腸閉塞(イレウス)】ストレス2:行事、イベント関係
これは滅多にないのですが、学生の時は、体育祭や文化祭といった行事だったり、大人になったら社員旅行とか彼女とのデートなんかもあります。
私は楽しみにしていた体育大会の前に急にお腹が痛くなって腸閉塞で当日休むみたいなことは、 高校時代だけでも数回あります。
また、大人になってから海外旅行に2度行って2度とも旅行先のベットで1日は寝込んでます(笑)
ストレスって嫌なことだけ?みたいな印象もありますが、そうではないみたいです。
普段の生活とは少し違う出来事を目の前にすると、少なからずストレスを感じて、それが腸に伝わるのかな?なんて思います。
【腸閉塞(イレウス)】ストレスを感じた場合の対処法は?
仕事でストレスを感じたときは?
さっき紹介したストレス以外に、人間関係や恋愛など様々なストレスがあると思いますが、今回は仕事やイベントごとに関しての事だけお話しようと思います。
仕事のストレスに関しては、私の場合、「仕事を変えた。」というのが対処法です。
この決断をするときは、結構深く悩みました。
特に仕事のストレスを乗り越えられない身体であると認めるというは、なんか自分の可能性を潰してしまったり、限界を決めてしまう感じがして嫌でした。
ただ、今思うことは「仕事を変えて良かったな」ということです。
実際には、仕事を変えてから腸閉塞で入院することはゼロですし、寝込んだ日数も最長3日?ぐらいです。
どういった仕事をしているのか?とかはまた別記事で書いていこうと思いますので楽しみにしていてください(^^)
行事やイベントごとのストレスの付き合い方
あとは、イベント事に関しては私は「開き直り」と「事前準備」で対応しています。
正直、イベント事でのストレスは緊張に近いようなもので、ドキドキしたり、ワクワクしたりする気持ちと、「旅行先で体調悪くなったらどうしよう」といった不安が影響していると私は思ってます。
そして私の経験上、この感情を抑えようと思って考えてもやっぱりイベント事は楽しいし不安もあるのでうまく抑えたりはできません。
だからこそ、イベント事の前は、ストレスがかかっているといった実感がなくても「今、変なストレスがかかってるんだ」と前提の上で数日前からご飯の量なんかも減らしたり、睡眠をいつも以上に取ります。
「腸閉塞だからイベント前に体調崩れるもんなんだ」と開き直って、イベント当日の朝にお腹ぺっちゃんこぐらいなイメージで事前に準備しておくと、結構乗り切れます。
【腸閉塞(イレウス)】ストレスを甘く見ない。自分を過信しない。
ストレスを強く感じる環境に耐えなくてもよい
ストレスに耐えて頑張ることは、人間が成長する要因のひとつになると私も思います。
やっぱり大きな仕事をするときだって、ある程度のプレッシャーはあるし、そのプレッシャーを跳ねのけて仕事を遂行させると大きな結果に繋がりキャリアアップなども加速していきます。
ただ、ストレスによって腸閉塞が頻繁に起こっているならば、当然入院の回数も増えるわけで、長く仕事から離脱することになったり、自信を無くしたりしてキャリアアップから遠ざかってしまうケースもあります。
実際に、私は1年で3回入院したときは体力も自信もなくなり傷心しきってたので、キャリアアップを考える気すらなかったです。(気持ちと体力を戻すのに2年はかかりました)
ただ、退職を決意するギリギリまで、私は心の中では「働いている皆と同じように働ける」「自分がまだまだ甘いだけ」と本当に思ってました。
でも、結果的に3回目の入院をして、病院で46キロのガリガリの身体になってる自分を鏡でみたとき、「あ、普通に考えてこの環境あってないか」と強く思ったのを今でも覚えてます。
なので、もしこの記事を読んでいるあなたが、日頃の生活で強くストレスを感じて、腸閉塞をうまくコントロールできていないなら、私は「耐えなくていい」とお伝えしたいです!
過信ではなく、事実を認めること
生まれたときから腸閉塞だとしたら、腸閉塞の自分が当たり前なので大きく過信はしないと思います。
ただ、腸閉塞を発症した方の大半は、どこかのタイミングで突然腸閉塞になって、これまで普通に過ごしてきた身体から急に腸閉塞になりやすい身体になります。
この時に、「健全だった身体が今もずっと続いている」と思ってしまう。「周りの健全な人とこれまで通り付き合っていける」と考え方を切り替えらていない。という方が結構いると思うんです。
ただ、確実に身体は変化してます。
これまで平気だったストレスでも、「なんかお腹が張る」とか、「ガスが出なくなった」みたいな事実を毎回突きつけられます。
なので、早めに「自分の身体は変わったんだ」と潔く認めることをオススメします。
(たぶんこれで人生で何回か入院は回避できる気がします(笑))
そして、自分自身の身体がどういったストレスに弱くなっているのかを注意深く探ってみてください。
そうすることによって、仕事やっぱ変えた方がいいかな?とか、イベント事の前は睡眠取らないとヤバイ。みたいな自分の身体への対応ができてきます。
ストレスを甘く見ない、自分を過信しない。これ、ほんと大事です!
是非参考にしてみてください(^^)